繁栄で賑やいだ林業時代を経過し、現在の八仙山国家森林遊楽区は山鳥の楽園となり、多様な景色を楽しめる軽いハイキングコースもあります。美しい十文渓、桜の森、油桐の森と竹林を訪れ、更には谷關七雄の最高峰：海抜2366メートルの八仙山の頂を目指してもいいでしょう。
「八仙山」は日本に縁のある名前です。八仙山には日本でいう「八千」尺の高さがある為、読み方が同じ「八仙」と名付けられました。1915年から1963年まで、八仙山は48年もの輝かしい林業時代のおかげで、整然と山いっぱいに広がる植林地と索道（ロープウェイ）、神社、小学校の遺址が当時の林業を物語っています。かつてあった森林鉄道は、伐木事業終了後に全て解体され、人々の気を引く古い写真のみ残っています。
史跡探索以外に、こちらは山鳥の楽園であり、非常に豊富な鳥類生態があり、青背山雀（キバラシジュウガラ）、赤腹山雀（ヤマガラ）などはよく見かけられる鳥のスターです。
台中市から遠くないところにある八仙山国家森林遊楽区は、ご家族の年齢を問わずに日帰りや、または一泊して山林の夜を楽しむのにぴったりの選択です。